夜勤での出来事。。
入居されたばかりの方は、自宅とは違う環境で、「ここはどこ?」「家に帰りたい」「トイレはどこ?」など不安だらけだと思います。
きっとAさんも不安な夜を過ごしておられるだろぅなぁと思い、お部屋を覗いてみると、ぐっすり眠っておられました。
よかった。。
次に訪室すると、今度はお目々ぱっちり!
やっぱり眠れないんだ…と思っていると、「あんたも大変ねぇ。こんな遅くまで起きて」と。。
あれれ?私のこと、誰かと勘違いしてる?
次に訪室すると、「何回も見にきてくれてありがとう。大変な仕事ね〜」と。。
家族と勘違いなんかしていません。
ご自分の今いる環境をしっかりと理解し、受け入れた上で私にも思いやりの言葉をかけてくださっていたのです。
胸が締め付けられる思いでした。
泣きそうになりました。
認知症になったら何もかも、わからなくなるわけではありません。
短期記憶がなくなってしまったり、出来ないことが増えてしまったりするかもしれません。
でも!
それでもよかやんね〜!
ありのままでよかやんね〜!
だって、相手を思いやる気持ちが残ってるって、それだけでもステキではないですか!
有料老人ホームで、第2の人生?第3の人生?を楽しんで頂けたらなぁと思います。
有料老人ホームには「暮らし」があります。
有料老人ホーム銀の庵 古殿
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