先週の2日間ELNEC-Jの研修に参加しました。
一言でいうと・・・”とても面白かった”です。
有意義な時間を過ごせました。
10項目のモジュールがあり、講義を聞きながらふと患者さん達が頭によぎりました。
今のままでよいのか、あの時あ~していたらもっとよかったのかもしれない、こんな時があったな・・・など、患者さんご家族の顔、ケアの内容を思い出し、臨床があるからこそ、講義と繋がるものが大きくとても勉強になりました。症状一つにしても奥深いものでした。
また、価値観はその人が生まれ育った環境や年齢や職種などで自分と同じであるとは限りません。
しかし、違う考えがあった場合には「こんな考えがあるんだ」と受け入れる土俵を持つ大切さも学びました。
なかなか難しいことかもしれませんが、エンドオブライフ・ケアを提供しているチームメンバーだからこそ、個々の価値観を受け入れ患者さん家族を一番に考えれるチームでありたいなと思います。
これからの時代、3人に1人が認知症、2人に1人ががん、がんを患った認知症の患者さんが増える世の中になるようです・・・。
がん、緩和ケアだけでなく、基礎となる老年看護の知識も大切になるなと帰り道に頭によぎった私でした。
研修を受ける前よりも視野が広がりました。
ひまわりを見るとなぜか明るく元気な気持ちになれます。ひまわりのような人間に成長したいものです。
訪問看護ステーションつばさ 高井良美由紀
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