先日16日は敬老の日でした。
私の祖母は99歳です。
60代で子供や孫や嫁を亡くし、色々大変だったと思います。今は、長男と孫娘と暮らしています。
腰が曲がってますが、洗濯物をしたり、ちょっとした食事の準備をしたり、自分の部屋の掃除をしたりが祖母の日課となっています。
要支援2で、デイサービスを週2回利用してますが、「同じ服は着ていけない。」「眉を書いていかんといかん。」と気合が入っています。
みんなから「おばしゃんが一番元気やんのー」(八女弁)と言ってもらえる事も張り合いになっているようです。
以前、祖母に「ばあちゃんも色々あったよね。いつの時代が一番良かった?」と尋ねると「今が一番良い」と言ってました。
どんなに辛い経験をしても、いつか癒されて、全ての経験が今の糧となり、今のいまを喜々として生きていってる祖母の姿は私の支えの1つでもあります。
今は、年に数回しか会う機会はありませんが、毎年敬老の日には色々な思いを込めて胡蝶蘭を送っています。
変わらぬ懐かしい声で電話をかけてきてくれます。また頑張ろうと力を頂きました。
訪問看護つばさ 池上 綾
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