国内での流行拡大が現実味を帯びてきた新型コロナウイルス(2019-nCoV)について、ブログに書かせてもらいます。
新型コロナウィルス(2019-nCoV)がニュースで四六時中報道されています。
いったいなんでこんなに拡大しているのでしょう。
感染の可能性のある者全員から下気道検体を採取してPCRに回していては、臨床現場も検査現場も回らない状態になるから、どこでどう線引きしていくのかと疑問に思った。
調べてみると・・・
渡航歴や接触歴がなければ積極的に疑うのは難しいとして、「重症患者は氷山の頂のほんの一角に過ぎない。おそらくは、感染しているけれど無症状の人が相当数いるのではないか」との見解を述べた記事があった。
ということは・・・確実に感染していると思われる人を優先に現場が混乱しないため、感染の疑いが濃厚なラインから検査をするしかなかった。
問題は軽症例の分かりづらさ
問題は、2019-nCoVの感染力と、軽症者における症状の分かりづらさがあるみたい。
症例の報告の中でも、2019-nCoVの陽性反応は出ているけど、肺炎症状はなく、肺炎が確認されても重症ではなく医療管理できる状態。中国からの報告でも陽性反応がでても重症化プロセスをたどる事例は一部とういうこともあるようです。
このように問題は、2019-nCoVの感染力と、軽症者における症状の分かりづらさがポイントになっているようです。
陽性でも肺炎は発症せず、急性上気道炎として経過しているような患者さんが多くいてもおかしくない状況も見られるかもしれません。
これからは、長引く風邪のようになっている方は、一度検査を受けるということも増えて感染者の数が目立つ報道もあるのを予測します。
とりあえず、今わかっていることは、2019-nCoVは飛沫・接触で感染するのだから、飛沫感染・接触感染予防を心がけるしかないようです。
しかし、どこへ行ってもマスク・手袋・消毒薬は品薄状態。
医療現場や施設などの感染対策ができなくなるのは大変です。
早く収束に向かってほしいと願っています。
新型コロナウィルスで影響を受けている関係者の皆さん、ファイト!!
訪問看護 つばさ 井上 有子
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